映画「ふたりのパラダイス」あらすじ(ネタバレ)感想と評価
映画「ふたりのパラダイス」
この映画、日本では劇場未公開だったようですね。
主演のジェニファー・アニストン、そして相手役のポール・ラッド、この二人はともに有名な海外ドラマ「フレンズ」シリーズのメンバー。
「フレンズ」の大ファンである私には、それだけで嬉しいのです(*^^*)
ジェニファー・アニストンは「フレンズ」のレイチェル役を思い出させるような、キュートで気取りのない、ちょっと天然の主人公を演じています。
彼女はシリアスな作品よりも、やっぱりこういう役が伸び伸びしていて似合う気がします。
ポール・ラッドも好みの俳優さんです。優しそうで、皮肉の効いたユーモアがあって、お茶目なところも。
主演の二人の相性が良く、会話の掛け合いシーンなど見ていて楽しめました☆
映画のあらすじ、感想と評価 *ネタバレ注意
ジョージ(ポール・ラッド)とリンダ(ジェニファー・アニストン)はニューヨーク大好きな都会っ子のカップル。
愛するニューヨークにようやく新居を購入したはいいものの、小さな小さなワンルームのアパート。
しかしその矢先にジョージが仕事をクビになってしまい、彼らはニューヨークを離れなければいけなくなります。
アトランタに住むジョージの兄が仕事を紹介してくれるというので、その家に向かう最中で、二人は何やら怪しげなヒッピー達のコミューンに迷いこみます。
1960年代から時の止まったような彼らの暮らしぶりに、ジョージとリンダは戸惑いますが、彼らから温かいウェルカムを受けて感動した二人は、しばらく滞在してみることにします。
都会っ子の現代のカップルが、60年代のヒッピー・コミューンにタイムスリップしたみたいな物語。
これも異文化体験の一種でしょうか?(^^;
自給自足の生活、全てのものや空間をシェアする、などなどヒッピー達の暮らしは興味深くもありおかしくもある。
何と言ってもコミューンのリーダーであるセス役のジャスティン・セローが弾けていて面白かった☆
かなりいけすかない、時代遅れのヒッピー崩れ野郎を好演しています。(笑)
ジェニファー・アニストンはこの映画が縁で、今のご主人であるジャスティン・セローに巡り会ったらしいですね。
このセスというリーダーがリンダを横取りしようとしたりして、色々とすったもんだがあるのですが、その異文化体験を通してジョージとリンダは夫婦のお互いの絆を見つめ直していくことになります。
30代の、仲良しだけれどちょっと倦怠気味の夫婦関係を描いているので、同年代である私は共感できるし、親しみ深く感じます。
ゆる~く力を抜いて観れて、深く考えずに笑いながら楽しめる映画としておすすめです♪
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